格闘ゲームのフレームを動画で検証する方法
録画した対戦やトレーニングモードの動画をコマ送りすると、技の発生や硬直を、動画のフレーム数として数えられます。
このツールでできること
- 区間のフレーム数は、IN と OUT の両方のコマを含めて数えます
- 60 fps で録画した動画なら、動画の 1 コマがゲームの 1 フレームにほぼ対応します
録画の設定(60fps・固定フレームレートで録る)
多くの格闘ゲームは 1 秒 60 フレームで動いています。ゲームのフレームを動画で数えるには、60 fps で、フレームレートが一定(固定フレームレート)になるように録画します。
- キャプチャーボードや録画ソフトの出力を 60 fps にします(30 fps では 2 フレームに 1 回しか記録されません)。
- 録画ソフトの設定で、可変フレームレートではなく固定フレームレートを選べる場合は、固定にします。
- パソコンの負荷が高いと、録画でコマが抜けたり重複したりすることがあります。検証用の録画は、ほかのソフトを閉じて行うのがおすすめです。
ツールで動画を読み込むと「検出したフレームレート: 60 fps(固定)」のように表示されます。「(可変)」と出た場合は、録画中にフレームの間隔が乱れているため、数えた値がずれる可能性があります。
技の発生・持続・硬直を数える
トレーニングモードで入力表示(コマンド履歴)を画面に出した状態で録画すると、入力が画面に反映されたコマを起点にできます。
- 入力が表示された(またはキャラクターが動き始めた)コマで「IN 点」(I)を押します。
- → で 1 コマずつ送り、攻撃判定が出たと思われるコマ(ヒットエフェクトが出る直前など)で「OUT 点」(O)を押します。
- 「区間: ○ フレーム」を読み取ります。
持続や硬直も、始まりのコマと終わりのコマを IN・OUT にして同じように数えます。
区間のフレーム数の読み方
このツールの「区間」は、IN のコマから OUT のコマまで、両方を含めた数です。たとえば IN と OUT が同じコマなら 1 フレーム、隣り合うコマなら 2 フレームになります。ゲームのフレームデータ(「発生 ○ F」など)は数え方の決まりがタイトルやサイトによって違うため、比べるときは 1 フレームの差に注意してください。
フレーム番号(0 始まり)も表示しているので、「IN のフレーム番号から何コマ後か」で数えることもできます。
ゲームのフレームと動画のフレームの違い
動画で数えられるのは、あくまで画面に表示された結果です。次のような理由で、ゲーム内部のフレーム数と一致しないことがあります。
- 入力から画面に反映されるまでの遅延(ゲームやモニター、キャプチャー機器による)
- 録画時のコマ落ち・コマの重複
- ゲームの処理落ち(画面の更新が遅れる場面)
同じ技を何回か録画して数え、値がそろうかを確かめると確実です。