1コマは何ミリ秒?フレームレートと時間の関係(30fps ≈ 33ms)
フレームレートとは
フレームレート(fps: frames per second)は、動画が 1 秒間に何枚の静止画(フレーム、コマ)でできているかを表します。30 fps なら 1 秒に 30 コマ、60 fps なら 60 コマです。1 コマの時間は「1 ÷ フレームレート」秒で、30 fps なら 1/30 秒 ≈ 33 ミリ秒です。
29.97 fps・59.94 fps・23.976 fps のような半端な値は、テレビ放送の方式に由来するフレームレートで、正確には 30000/1001・60000/1001・24000/1001 fps です。
フレームレート別の 1 コマの時間
| フレームレート | 1 コマの時間 | 1 分のコマ数 |
|---|---|---|
| 23.976 fps | 41.71 ms | 1438.6 コマ |
| 24 fps | 41.67 ms | 1440 コマ |
| 25 fps | 40.00 ms | 1500 コマ |
| 29.97 fps | 33.37 ms | 1798.2 コマ |
| 30 fps | 33.33 ms | 1800 コマ |
| 50 fps | 20.00 ms | 3000 コマ |
| 59.94 fps | 16.68 ms | 3596.4 コマ |
| 60 fps | 16.67 ms | 3600 コマ |
| 120 fps | 8.33 ms | 7200 コマ |
| 240 fps | 4.17 ms | 14400 コマ |
フレームレートが高いほど 1 コマの時間が短く、速い動きを細かく確認できます。
フレーム数から時間を計算する
固定フレームレートの動画では、次の式で計算できます。
- 時間(ミリ秒)= フレーム数 × 1000 ÷ フレームレート
- フレーム数 = 時間(秒)× フレームレート
例: 59.94 fps で 18 フレームなら、18 × 1000 ÷ 59.94 ≈ 300 ミリ秒です。
Video Inspector Pro では、IN 点と OUT 点を決めると「区間: 18 フレーム(300 ms @ 59.94 fps)」のように、フレーム数と時間を表示します。
動画で計る時間の誤差
動画は 1 コマごとの「とびとびの時刻」しか記録していないため、出来事が起きた瞬間は、コマとコマの間のどこかにあります。そのため、動画から読み取った時間には、最大で ±1 コマ程度の誤差があります。30 fps なら ±33 ミリ秒、240 fps なら ±4 ミリ秒ほどです。短い時間を正確に計りたい場合は、高いフレームレートで撮りましょう。
可変フレームレートの動画の場合
スマホで撮った動画などは、フレームの間隔が一定でない(可変フレームレート)ことがあります。その場合、「フレーム数 ÷ フレームレート」で計算した時間は、実際の時間とずれます。
Video Inspector Pro は、動画ファイルに記録された各フレームの表示時刻を読み取って区間の時間を計算するため、可変フレームレートの動画でも時間は正しく表示されます。詳しくは「可変フレームレート(VFR)とは?」をご覧ください。