動画を1コマずつ、並べて比べる
コマ送り・2画面比較・描き込み・静止画の切り出しを、ブラウザの中だけで。
- 動画は外部に送信しません。読み込み・再生・書き出しはお使いの端末のブラウザ内で行います。
- 動画のフレームの時刻を読み取り、1 コマずつ正確に送ります。フレームレートも自動で判定します。
- 2 つの動画を並べたり重ねたりして比べ、線や角度を描き込んで、そのまま動画として保存できます。
動画を選んでください
またはここにドラッグ&ドロップ(2 つ同時にドロップすると A・B に読み込みます)
1 コマは「設定したフレームレート」を基準にした約 1 コマです。
IN 点と OUT 点を設定すると、区間のフレーム数と時間を表示します。
動画を選ぶ
フレームレート
動画を読み込むと、フレームレートを自動で判定します。
「自動」以外を選ぶと、そのフレームレートで等間隔と見なしてコマ送りします(上書き設定)。
ドロップフレームは 29.97 / 59.94 fps のときだけ選べます。
2画面比較
動画 B だけを動かす(コマ単位)
—
A と B をそれぞれ同じ瞬間(インパクトなど)に合わせてから押すと、その位置を同期点として覚えます。
描き込み・計測
角度は 3 点(1 点目 → 頂点 → 3 点目)をクリックします。描き込み中は、動画のクリックで再生しません(「なし」で戻ります)。
見やすくする
拡大鏡
書き出し
- IN
- —
- OUT
- —
- 長さ
- —
区間を動画で保存
再圧縮せずに保存します(MP4 は MP4、MOV は MOV のまま)。開始位置は直前のキーフレームに合わせます。
IN〜OUT をフレーム単位で正確に切り出し、再エンコードして MP4 で保存します。再生時間より速く処理します。
- 区間を実際に再生しながら録画します。区間の再生時間と同じだけ時間がかかります。
- 再圧縮されるため、元の動画から画質が変わります。
- 保存される形式はブラウザによって異なります(WebM・MP4 など)。
比較動画を保存
今の表示(1画面・スワイプ・左右・重ねる)と描き込みを、そのまま動画にします(縦長では「左右に並べる」を上下に並べます)。IN〜OUT を設定するとその区間だけ。音声は含みません。
連続したコマを画像で保存
形式は「今のコマを画像で保存」と同じ(PNG / JPEG)。ファイル名に動画の名前・フレーム番号・タイムコードが入ります。
キーボード操作
- ← / →
- 1 コマ戻る/進む
- Shift + ← / →
- 5 コマ戻る/進む
- Space
- 再生/一時停止
- J / L
- 前/次のキーフレーム(判定できないときは 1 秒)
- , / .
- 動画 B だけ 1 コマ戻る/進む
- I / O
- IN 点/OUT 点を設定
- S
- 今のコマを画像で保存
- Z
- 描き込みを 1 つ元に戻す
使い方
- 動画を選ぶ: 「動画 A」を選ぶか、動画をプレイヤーにドラッグ&ドロップします。比べたい動画があれば「動画 B」も選びます。
- コマ送りで確認する: 「1コマ」「5コマ」のボタンか、キーボードの ← → で動かします。フレームレートは動画から自動で判定します。
- 比べる・描き込む: 2 つの動画を「スワイプ」「左右に並べる」「重ねる」で比べ、直線・矢印・円・角度などを描き込めます。
- 保存する: 今のコマを画像で保存したり、IN 点〜OUT 点の区間や比較の様子を動画で保存したりできます。
コマ送りの仕組み
動画を読み込むと、ファイルの中にあるすべてのフレームの表示時刻とキーフレームの位置を読み取ります(MP4・MOV・WebM・MKV)。コマ送りは、この時刻表の「次の/前のフレーム」の時刻へ移動するため、スマホで撮った可変フレームレートの動画でも 1 コマずつ正確に進みます。移動先は、フレームの境目から少し(1/4 コマ)後ろの時刻にしているため、境目の誤差で 1 コマずれることもありません。
WebCodecs に対応したブラウザ(Chrome・Edge など)では、止まっているときのコマを動画から直接デコードして表示します。前に戻るコマ送りも、直前のキーフレームからまとめてデコードして覚えておくため、続けて戻る操作が速くなります。
フレーム番号は 0 から数えます(最初のフレームが 0)。キーフレームのコマでは「キーフレーム」と表示します。「キーフレーム ▶▶」ボタンで、前後のキーフレームへ移動できます。
時刻表を読み取れない動画や、「コマ送りの基準」でフレームレートを選んだ(上書きした)ときは、設定したフレームレートで等間隔と見なした約 1 コマ単位で動きます。詳しくは「可変フレームレート(VFR)とは?」「キーフレームと GOP とは?」をご覧ください。
タイムコードの表示
タイムコードは、フレーム番号からノンドロップ形式(HH:MM:SS:FF)で計算して表示します。フレームレートが 29.97 / 59.94 fps のときは、ドロップフレーム形式(HH:MM:SS;FF)に切り替えられます。ドロップフレームでは、毎分先頭のフレーム番号 2 つ(59.94 fps では 4 つ)を飛ばし、10 分ごとは飛ばしません(例: 00:00:59;29 の次は 00:01:00;02)。詳しくは「タイムコードとドロップフレームの仕組み」をご覧ください。
2 つの動画を比べる
動画 B を読み込むと、「スワイプ」(境界線をドラッグして左右で見比べる)、「左右に並べる」、「重ねる」(B の不透明度を調整)で比べられます。撮影を始めたタイミングが違う場合は、動画 B の時間ずらしをミリ秒単位で、または「動画 B だけを動かす」でコマ単位で調整します。A と B をそれぞれ同じ瞬間(インパクトなど)に合わせて「今の位置を同期点にする」を押すと、その位置をいつでも呼び出せます。
描き込み・計測
動画の上に、直線・矢印・円・角度・フリーハンドを描けます。角度は 3 点(1 点目 → 頂点 → 3 点目)を選ぶと、映像上の角度を表示します。描き込みは「全フレームに表示」と「このフレームだけ」を選べ、比較動画の書き出しや静止画の保存に含められます。
保存・書き出し
| 方法 | 内容 | かかる時間 |
|---|---|---|
| 劣化なしで切り出す | 再圧縮せずに保存(MP4・MOV・WebM のまま)。開始位置は IN の直前のキーフレームになります | ファイルの読み込み分だけ(再生時間に比例しない) |
| フレーム単位で切り出す | IN〜OUT を正確に切り出して再エンコード(MP4)。画質を選べます | 再生時間より短い(端末の性能による) |
| 比較動画を書き出す | 表示中の比較・描き込み・透かしを 1920×1080 / 1080×1920 / 1080×1080 で保存 | 再生時間より短いことが多い(端末の性能による) |
| 今のコマを画像で保存 | 動画の元の解像度で PNG / JPEG。IN〜OUT の連続したコマを ZIP でまとめて保存することもできます | すぐ |
切り出し・比較動画の書き出しは WebCodecs と動画の解析が必要です。使えないブラウザ・動画では、区間を再生しながら録画する方式(MediaRecorder)で書き出します。この方式は区間の再生時間と同じだけ時間がかかり、再圧縮され、保存される形式(WebM・MP4 など)はブラウザによって異なります。明るさ・コントラストの調整は、比較動画の書き出しにだけ反映されます。
動画は外部に送信しません
動画は外部に送信しません。ページの表示やアクセス解析のための通信はありますが、動画の内容は含まれません。アクセス解析に送るのは「動画を読み込んだ」「書き出した」「比較モードを使った」などの回数だけで、ファイル名や動画の内容は送りません。動画の解析・書き出しに使うプログラムも video.33msec.com から読み込みます。
パソコンのブラウザで開発者ツールの「ネットワーク」を開いたまま動画を読み込むと、動画を送る通信がないことを確認できます。
読み込める動画
再生できるかどうかは、ファイルの種類(MP4・MOV・WebM など)だけでなく、中の映像の形式(コーデック)とブラウザ・OS・パソコンの組み合わせによって決まります。読み込めなかったときは、原因と対処法をプレイヤーの下に表示します。
iPhone で撮った動画(HEVC / H.265)は、ブラウザや OS によって再生できない場合があります。Safari で開くか、iPhone の「設定」→「カメラ」→「フォーマット」を「互換性優先」にして撮影すると、多くのブラウザで再生できる H.264 で保存されます。
確認した対応状況
| 環境 | H.264 | HEVC(H.265) | VP9 | AV1 | ProRes |
|---|---|---|---|---|---|
| Chrome 152(Windows 11) 2026-09 確認・HEVC は GPU が対応している PC で確認 | ○ | ○ | ○ | ○ | 未確認 |
○ は、テスト用の動画をこのツールで再生・コマ送りできたことを表します。ほかのブラウザ・OS は確認でき次第追加します。お使いのブラウザでの対応状況は、下のボタンで調べられます(ブラウザが答える「対応しているか」の結果です)。
パソコンのブラウザでの利用をおすすめします。スマートフォンでは、再生・コマ送り・静止画の保存などの基本操作ができます。
用途別ガイド
- ゴルフスイングを2画面で比較・コマ送りする方法
- 野球の投球・打撃フォームをコマ送りで確認・比較する方法
- 格闘ゲームのフレームを動画で検証する方法
- 動画から静止画を切り出す方法(1コマ単位で保存)
- ドライブレコーダーの映像をコマ送りで確認する方法
- 実験・研究の動画をフレーム単位で計測する方法
- 映像制作で2つの素材を並べて比較する方法
解説
- 可変フレームレート(VFR)とは?スマホ動画のコマ送りがずれる理由
- タイムコードとドロップフレームの仕組み
- キーフレームと GOP とは?動画のシークが遅い理由
- 1コマは何ミリ秒?フレームレートと時間の関係(30fps ≈ 33ms)
使用しているライブラリ
| 名前 | 作者 | ライセンス | 用途 |
|---|---|---|---|
| Mediabunny | Vanilagy | Mozilla Public License 2.0 | 動画の解析・フレームのデコード・切り出し・書き出し |
| fflate | 101arrowz | MIT License | ZIP ファイルの作成 |
ライセンスの全文は licenses.txt をご覧ください。Mediabunny のソースコードは GitHub で公開されています。