野球の投球・打撃フォームをコマ送りで確認・比較する方法

投球や打撃のフォームは一瞬で終わるため、コマ送りで 1 コマずつ確認すると、体の使い方の違いが分かります。

ツールを使う

このツールでできること

  • IN 点・OUT 点を決めると、区間のフレーム数とミリ秒を表示します
  • 区間ループと 0.1 倍〜の再生速度で、同じ動きを繰り返し見られます

フォームを撮るときのポイント

投球は捕手方向(正面)か一塁・三塁側(横)から、打撃は投手方向(正面)か横から撮るのが一般的です。比べたい動画どうしは、同じ向き・同じ距離で撮るようにします。

リリースやインパクトは数ミリ秒の出来事なので、できるだけ高いフレームレートで撮りましょう。30 fps では 1 コマが約 33 ミリ秒あり、その間にボールやバットが大きく動いてしまいます。スマホのスロー撮影(120 / 240 fps)が使えれば、1 コマは約 8 / 4 ミリ秒になります。明るい屋外のほうが、ぶれの少ない映像になります。

リリース・インパクトの瞬間をコマ送りで探す

ツールで動画を読み込み、再生して目的の場面の少し手前で止めます。あとは「1コマ」ボタンかキーボードの ← → で 1 コマずつ送り、リリース(ボールが指から離れる瞬間)やインパクトのコマを探します。Shift を押しながらだと 5 コマずつ動きます。

0.1 倍〜0.5 倍の再生速度と「区間ループ」を使うと、一連の動きを繰り返し見ながら確認できます。

動作の時間を計る

足を上げてからリリースまで、始動からインパクトまでなど、動作にかかった時間は、IN 点と OUT 点で計れます。始まりのコマで「IN 点」(I)、終わりのコマで「OUT 点」(O)を押すと、「区間: 18 フレーム(300 ms @ 59.94 fps)」のように、フレーム数とミリ秒を表示します。

時間の精度は 1 コマの長さ(60 fps なら約 17 ミリ秒)で決まります。同じ条件で撮った動画どうしで比べるのがおすすめです。

2 つのフォームを並べて比べる

自分のフォームと、調子が良かったときのフォームやお手本の動画を「動画 A」「動画 B」に読み込み、「左右に並べる」や「重ねる」で比べます。「動画 B だけを動かす」で、足を上げた瞬間やリリースなど同じ場面に揃えてから再生・コマ送りすると、タイミングの違いが分かりやすくなります。

腕の角度や体の傾きは、「描き込み・計測」の「角度」で 3 点を選ぶと数値で表示できます。

区間を切り出して共有する

IN〜OUT の区間は、「劣化なしで切り出す」で元の画質のまま短い動画にできます(開始位置は直前のキーフレームに合わせます)。「フレーム単位で切り出す」なら、IN〜OUT ぴったりの動画になります。比較の様子や描き込みを入れたい場合は「比較動画を書き出す」を使います。

どの書き出しも端末の中で行い、動画は外部に送信しません。

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