可変フレームレート(VFR)とは?スマホ動画のコマ送りがずれる理由

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固定フレームレートと可変フレームレート

動画は、少しずつ違う静止画(フレーム、コマ)を次々に表示して動きを表しています。1 秒あたりのフレームの数がフレームレート(fps)です。

動画ファイルには、フレームごとに「何秒の時点で表示するか」(表示時刻)が記録されています。可変フレームレートの動画でも、再生すると時間どおりに動くのはこのためです。「30 fps」のような値は、その動画の平均や目安の値です。

スマホの動画が可変フレームレートになる理由

スマホで撮った動画は、端末や撮影条件によっては可変フレームレートになります。よく言われる理由は次のとおりです。

コマ送りがずれる理由

多くのプレイヤーのコマ送りは、「1 コマ = 1 ÷ フレームレート 秒」と見なして、再生位置を 1/30 秒ずつ動かしています。フレームの間隔が一定であれば正しく 1 コマずつ進みますが、可変フレームレートの動画では、次のようなことが起きます。

Video Inspector Pro は、動画ファイルに記録された全フレームの表示時刻(フレームの時刻表)を読み取り、「次のフレーム」「前のフレーム」の時刻へ移動します。そのため、可変フレームレートの動画でも 1 コマずつ正確に進み、フレーム番号もずれません。

自分の動画が可変フレームレートか確かめる

Video Inspector Pro に動画を読み込むと、「検出したフレームレート: 29.97 fps(可変)」のように表示されます。「(可変)」と出た場合は可変フレームレート、「(固定)」なら固定フレームレートです。このツールでは、フレームの間隔が代表的な間隔(中央値)から 5% 以上ずれている箇所が、全体のおよそ 0.5% を超える場合に「可変」と判定しています。

パソコンのソフトでは、MediaInfo などで「Frame rate mode: Variable」と表示されるかどうかでも確かめられます。

ずれを減らす撮り方・変換のしかた

固定フレームレートに変換すると、足りないフレームは前のフレームの繰り返しで埋められ、多すぎるフレームは間引かれます。見た目の動きは変わらなくても、フレームの中身は元の動画と同じではなくなる点に注意してください。コマ送りや時間の計測だけが目的なら、変換せずに Video Inspector Pro で読み込むのが確実です。

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